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住民が、ありのままに自分を表現しあう街、オリタン。 みんなの個性や価値観が共存しあう街、オリタン。 今日からあなたもオリタンで暮らしませんか? http://blog.goo.ne.jp/olympustown/

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Author:小僧
北海道出身の優柔不断男。
讃岐で大学生活をすごし、そのまま根付く。


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なんだかんだ生き延びてはみたものの・・・

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「ブレンドをひとつ」②


「いいか、お前ら!俺につづけ!!」

国語教師のタニムラが叫ぶ

クラスメートの出方を探りつつも、周りの連中はおずおずとタニムラの期待に応える

「れ・れ・る・るる・るれ・れよ」

教壇というカラッポの威厳を保つためのシステムの上から、満足そうにタニムラが笑う。

「文法は古典の基本、そして助動詞の活用は文法の基本だ。
 基本が駄目な奴は後からいくら頑張ったって駄目なんだからな。
 いいか、受験で笑うためにも今からしっかりと頭に叩き込んどけよ!?」

そんなもんかねぇ

ひとりごちながら、
幸いにも窓際の最後列という特等席に恵まれている僕は、昨夜夢中で読破した三田誠広の響きを、相変わらず右手に左手にコロコロ転がすように確かめていた。

世代のずれとでもいうやつか、芥川賞をとったというその作品にはセクト、ガクセイウンドウなんていう、いまいち分からない言葉も多かった。そういう意味では、入り込むことが難しかった部分もある。同じ空気の中で読めたならば、より強く共感できたはずなのに・・・。

でも、『僕』と僕は似ている、それだけは疑いがなかった。

目の前に広がる世界に対する無垢な好奇心に突き動かされ、まるでドミノを倒すように駆け抜けてしまった少年時代。明日が来ることに疑いも無ければ、当然明日に生きる自分を思い浮かべることもなかった。ニュースで伝えられる殺人も、ドラマで死んでいく人々も、全てあくまで「テレビの中の人」で、自分の周りで明日何かが変わるなんてことを温度を乗せて考えることなんて出来なかった。

そこにはただ、今日があるだけだった。

それに比べて、自分が男であることを本当の意味で知った頃からだろうか。自分という存在が、過去に生きた人から脈々と受け継がれたモノの上に立っている、そんな感覚が芽生え始めた。レキシの世界で生きていた人々が、歴史として理解できるようになってきた。歴史に生きた人々は、教科書の中の数行以外の時も当たり前に生きていた。大好きだったシャーロック・ホームズ、まるで興味の無かったハリス、両者の間には決定的な重みの差があることを知った(それでも、ハリスを好きにはならなかったが・・・)

そしてそこから、「自分という存在が終わりを告げた後も、後に続く世代は、何事もなかったように当然に生きていく」という当たり前の真実にいきつくのは、しごく自然な流れだった。脈々と続いていく命。ジダイという大きなうねりの中、頼りなく浮かぶ一枚の葉。その葉が輝いていようと、枯れ果てていようと、そこにどれほどの違いがあるというのか・・・。その葉がどこかでうねりの中に飲み込まれようと、誰も気付かないのではないか?

それでは、その葉がそこにある意味はなんなのか。気付けば存在していたから、存在するために存在するのか。いつか必ず訪れる沈むときを待ちながら、ただ流れに身を任せるのか。それではあまりに虚しいからと、せめて沈むときまでは輝いていようと願うのか。いくら輝いても、いくら周りに差をつけても、いつか等しく沈むのに・・・。

生きるってなんだ?

自分の内面と向き合い、自分にもぐりこめばもぐりこむほど、内側からバラバラになってしまうような、一度行ったら元には戻って来れないような、大きな恐怖に襲われる。

僕って何なんだ?

窓の外からは春風が吹き込む。やわらかくあたたかな風は、クリーム色のカーテンをふくらませ、大きく一度にはき出される。そこに僕は大地の息吹をみる。窓の下に立ち並ぶ桜並木の花びらが、その息吹に舞い散るのを感じる。大きな力が、優しげな顔で全てを支配する様をミル。

カンジル・・・ミル・・・


「こら、何をボーっとしてるんだ!!」

突然タニムラが僕を現実へと引き戻す。

「すいません、少し寝不足で・・・」

「まったく。しっかりついて来ないと、置いてけぼりになるんだからな!!」

「すいません、気をつけます」

「じゃあ次、教科書の107ページをウチダ・・・」

オイテケボリ・・・か。

見下ろした桜並木では、大きな蕾が、花ひらくときを待っていた。




放課後

みんなは示し合わせたように、それぞれの居場所へと駆けていく。部活、塾、バイト、デート・・・。

「おい、みんなでカラオケでも行かないか?」

僕にも、そんな誘いがかかる。

「悪い、今日はちょっと金がねぇんだ。また誘って」

適当な言い訳をつくり、僕は学校を出る。

ひとり

「図書館にでも行って、今度は太宰でも読んでみようか・・・」

周りに誰もいないのを確認してから、自らに言い聞かせるように小さく呟く。

その途中、見慣れない喫茶店に気付く。

新しく出来たということもなさそうなところを見ると、今まで見落としていただけらしい・・・。

これといった特徴もないが妙に人をひきつける、不思議な喫茶店。

僕は、カランカランと、軽い気持ちでドアを開いた。

大きな出会いが待つことも知らずに・・・。 何だろうね、恥ずかしいわ。

大変よ、書くの。

完全に自己満のにおいがプンプンです・・・。

大変です。

どんなことでも良いので、感想いただけると少しは頑張れる気がします。

色々多忙なので、不定期になると思いますが大きな心で見守ってください。

はい。

それではサヨナラ、また今度。
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朝っぱらからコメントだい!

非常にアナタらしい(それって何?と聞かれても困るけど)文章だと思います。色々と言いたいのですが、憚ることもあるので、今度個人的にでもお話します。

とりあえず。
このテンプレートの書体は読みづれぇぞ、
こんちくしょー!

2007.01.25 | URL | 審査員の7番さん #- [ 編集 ]

意味ありげな感じで中途半端に終わられると続きが気になりますね。

2007.01.25 | URL | オミ #- [ 編集 ]

自然と物語に引き込まれました。
普段感じさせないけど・・・
これぞ小僧!!って感じです。

2007.01.28 | URL | モモ #- [ 編集 ]

久しぶりのミクシーです。
どんな出会いがあったんでしょう、次回に期待☆

2007.01.29 | URL | ますだDA #- [ 編集 ]

>7番 さん
まぁ、こういう文章のほうがなおさら素の部分が出るって感じはするね。
裸を見られてるようで恥ずかしいわ。
テンプレートは、しばらくはこのままの予定だったんだけど。そんなに見づらいかい?

>オミ さん
ずっと気にしててください。笑

>モモ さん
引き込まれちゃいましたか・・・お世辞でも嬉しいです。笑

>ますだDA さん
どんな出会いがあったのか・・・僕が知りたいです。

続きは時間と気持ちに余裕が出来たころにアップされる・・・はず。

2007.02.05 | URL | 小僧 #- [ 編集 ]


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